道端工房 手作業綴り

日々の手作業と奈良の風景をつづっていきます。時々南紀の話題も(^^)

紀州の柑橘類_春峰

春峰”しゅんぽう”

濃厚でいてさっぱり感のある甘さがあります。
清見と水晶文旦を交配したものだそうです。
皮は手で簡単に剥け、中の袋も薄いのでそのまま食べられます。
大きさは小ぶりなハッサクサイズ。

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紀州は年中何かしら柑橘類が手に入ります。
ちょうど今頃は・・・

・ハッサク
・不知火
三宝
・ポンカン
・せとか
etc・・・

産直市場を覗いて見ると、何故か ”せとか” ばっかり( ゚Д゚)
温州ミカンの人気が下降気味なので、他の樹を植える生産者が多く、こぞって ”せとか” を植えたのだと思います。いいお値段だものねぇ。
スーパーで目にするせとかは、リンゴの様にふわふわネットにくるまれて売られていますが、お値段は1個あたり250円はします。あーっびっくりした( ゚Д゚)

ちなみに一般に売られているせとかはちょっと大きめで、実際に樹になっているものを収穫するのに結構大変です。
枝が太く、小さなみかん用の鋏では苦労します。
しかもトゲがある(@_@)

こちらは、左:はるか 右:せとか

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紀州の柑橘類_春光柑

おそらく現物を手に取られた方は少ないのではないでしょうか。
春光柑と書いて”しゅんこうかん”と読みます。
小ぶりなハッサクといった感じの柑橘類です。
昔はあちこちで栽培されていたそうですが、現在ははぼ市場に出回りません。
酸味をほとんど感じないのでその分甘みが引き立ちます。
問題は、種が多いことでしょうか。
気に入ってしまったので、実家の畑に苗木を植えることにしました( *´艸`)
早速通販で購入ww

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早春の柑橘類_はるかとせとか

一見肥大化したレモンの様ですが・・・。

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日向夏と温州の掛け合わせだそうです。
中身もレモンイエローでとても酸っぱそうな色合いですが、まるで酸味がありません。
たとえて言うなら、グレープフルーツから酸味を取ったような上品な甘さです。
とても気に入りました( *´艸`) また買ってきます。
断面の画像は食べてしまったのでありません、スミマセン・・・

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もう一つご紹介のみかん

はるかの横にせとかを置いてみました。
せとかはハッサクくらいの大きさで、ずっしりとした重みがあります。

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せとかの外皮はとても薄く、ご覧の通りです。
味は、みかんの大トロとか呼ばれているだけあり、ジューシーですごく甘みが濃いです。
ただ、一人で1個食べると途中でおなかいっぱいになります。
こちらのみかんは実家の庭に植えているものをもいできました。

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いずれの柑橘類も今がシーズン真っ只中、デパートや少し大きめのスーパーに行けば売られているかと思います。一般的なスーパーではいまだお目にかかったことはありません。

せとかは実家からもらいましたが、はるかについては、最近出来たこちらの秋篠店で購入しました。

産直市場よってって | 新鮮・安心・安価な地場産品をお届けいたします。

 

柑橘類については、また季節ごとにアップしていきたいと思います。

若草山の焼き直し

こんな情報が回ってきた。

www.pref.nara.jp

 

毎年恒例の焼き直し作業です。
これについては平日の昼間にひっそりと行われ、あまり知られていません。
予報では前日の天気予報が雨になっているのでうまく焼けるかどうか微妙なところだと思います。

一度見に行ってみたいものです。

春節と中国人留学生

ふとテレビから流れてきた単語に目をやった。

春節

横浜中華街の獅子舞の映像が流れ、たくさんの赤い提灯で彩られた光景。
何年か前に春節の時期に横浜中華街に遊びに行ったなぁ・・・。

以前の職場では中国人留学生を積極的に採用していたので、春節の時期はかなりヤバい状況だった。

※資格外活動許可証が必要、1週間28時間以内 の制約あり

それは、「春節には中国に帰る」一部を除き、本当に一斉に帰国してしまい、かなり人手不足に陥る。
生菓子の工場だったがために、バレンタインデーなどは本当に忙しい。
春節の辺りの1月後半から2月前半はちょうどバレンタイン商品の仕込み時期に当たっているので、すごく困った。
彼女らの新年は旧暦のため、日本の新年は特に関係なく年末年始の戦力としては非常に強力なのだが、春節という思いがけない落とし穴があった。
春節と聞いて、そんなことを思い出しました。ちなみに彼らは華僑の横のつながりが強く、募集をかけなくても華僑の留学生つながりで、退職してもいつの間にか欠員は埋まりました。ほとんどの子が日本語が達者で日常会話的な電話応対は出来るという優秀な人達でした。

そういえば、就業時に印鑑を求めるのですが、カッコよかったのが台湾の人の印鑑でした。ずっしりと重みのある印影で、見せてもらった時には惚れ惚れしました。

2017年の春節は、1月28日です。
ちなみに今年のその日は奈良若草山の山焼きとなっています。

奈良と京都の書店事情

書店に入って、ぐるりと見渡した瞬間に「ここ、居心地いい」と感じることがあります。
京都駅でふらりと入った本屋さんでしたが、売れ筋以外の本も取り揃えている感がハンパなく、あれ???と思いました。
1冊購入してレシートをみて初めて気づいたのですが、三省堂だった。
これは居心地いい訳です。神保町でしょっちゅう寄っていましたから。
通勤が都営新宿線江東区だったもので、通勤途中で神保町は2~3日に一度は途中下車していました。
三省堂と書泉がメインでビルの上から下までくまなく歩いていました。
特に書泉は結構マニアックな書籍が多く、重宝していましたww

奈良にはこういった書店が存在しない様に思います。
県庁所在地の奈良市内中心部にも見当たりません。蔦屋書店とかイオンモールにある書店くらいしか思いつかないです。

奈良の住人が大きな書店に行きたい場合は、梅田の紀伊国屋書店まで出るのが一番手っ取り早いのかと思っています。
ところが今回、京都に訪れて、もしかして大阪より京都の方が自分に合ってるんじゃない?と感じてしまいました。
京都駅周辺に大きめの本屋さんが結構存在しているんですね、知らなかったです。
これまで京都は自分の行動の全くの意識外でした。
車と電車を上手に組み合わせれば案外楽に楽しめるかもしれない。1時間程度で行けるし。

また、京都に行きたいです。

東寺、初弘法の日

あれ?写真がずいぶんおどろおどろしい感じになってしまいました|д゚)

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京都の東寺五重の塔です。
今日は1月21日、弘法大師の月命日で初弘法の日でした。
ずいぶん昔ですが、終い弘法は訪れたことはあるのですが、初弘法は初めてです。
先月は北野天満宮の終い天神に行きましたが今回は東寺ということでお寺となります。

目的は数ある露店です。

天神さん同様、直接乗り込まずに車を十条駅前のコインパーキングに入れて東寺に向かいました。
十条と東寺は一駅で、歩いても大した距離ではありませんが、今回は電車を利用。
それは、東寺五重塔を目指して歩きたかったのですが、周りの高い建物に阻まれ、方角がわからなくなってしまったからです(^^;)


境内で、広島のお好み焼きを食べたり蒸し牡蠣を食べたりとご満悦です( *´艸`)
蒸し牡蠣は宮城県産の牡蠣で、蒸し牡蠣は初めていただきますが、とても美味しかったです。どこかで牡蠣を見かけたら今度蒸してみようと思います。
そういえば能登の穴水の牡蠣祭りの時期なんだなぁ・・・とふと思い出しました。

食べ物はさておき、露店のいろんなものを見て回りました。
買ったのは着物のハギレ500円だけですが、別名ぼろ市と呼ばれるだけあって色んなものが売られていて楽しかったです。
漬物が一番多かったかも。おばちゃん、おばあちゃんの人だかりが出来ていればたいていそこには漬物屋さんだったりするから面白いです。
先月の天神さんでずいぶんたくさんの反物や帯を購入していたので、今回はほぼ見るだけのつもりで行きました。
奈良から京都までは車で1時間程度で行けますが、いかんせん交通量が奈良とは比べ物にならずとても多いです。
京都駅前なんてとても近寄りたくない小心者なので、十条の駅前に停めたのがその理由。この駅前はそこそこコインパーキングが充実していて、今後も利用価値大いにアリです。また遊びにこよう。

 

さて、こちらは近鉄京都駅構内の、おなじみせんとくん
相変わらずここで奈良への観光客誘致をしています。

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奈良市内ではしかまろくんに押され、とんと姿を見なくなりましたがまだまだ観光大使として活躍中です。

しかまろくんとは・・・。

narashikanko.or.jp