道端工房 手作業綴り

日々の手作業と奈良の風景をつづっていきます。時々南紀の話題も(^^)

クリスマスケーキ

近所の教会ではクリスマスのイルミネーションが始まっています。
以前の職場がケーキの製造部署だったために、この時期は毎年目が回るような忙しさでした。
もっとも製造現場ではなく、事務所勤務でしたので現場の忙しさとはまた違った環境でした。

卵の価格はほぼ安定しているのですが、苺の価格が毎週の仕入で変動します。
特にクリスマス前にはこれでもかというほど高騰します。
特に、飾り用の2Lサイズなんて天井知らずではないかと思うほど・・・。

工場では、スーパーで売られている小さいパックと同じものを、毎日、何百パックも仕入れます。
サンドするものは小さ目のMサイズで、ぶつけたり痛んだ部分を取り除いていびつになったものは
冷凍して後日、苺ジャムになります。

ショートケーキなどの消費期限は通常当日のみですが、実際は冷蔵庫保管で数日もちます。
さずがに生クリームがぱさぱさになってきますが・・・。

忙しい当事者だった頃は、世間のクリスマスを愉しむ余裕すらなく、せいぜい通勤途中で東京駅や新宿駅
クリスマスイルミネーションを楽しむ位でした。

そういえば、クリスマスの時期の帰りの電車内でクリスマスケーキの箱を持ったお父さんたちの姿はほとんど見なかった様な気がします。
自宅最寄りの駅でケーキを買っている姿はよく見かけましたが。
昔の様に網棚争奪戦はなくなった様です。