馬酔木
奈良に帰ってきました。
蒸し暑いです。
それでも数日留守の間に近所の栗の実が存在を主張し始めています。
アキアカネも見かけるようになりました。
奈良公園近辺の住宅では、プランターや植木をほぼ見かけません。
理由は、「鹿が植物を食べる」から(^_^;)
その昔、高畑町に住んでいた頃にご近所の大きなおうちの奥さんが嘆いていました。
門をちょっと開けたすきに鹿が入り込んで大事な植木を食べてしまった・・・と。
鹿が食べない植物ももちろんあります。
その代表と言えるものは、馬酔木ですね。
主に白い花で、ふっくらとした小さい花がたくさん集まって垂れる様に咲いている姿は何とも愛らしいものです。
春日大社のささやきの小径は、馬酔木の樹が森になっています。
冬の花の少ない時期に可愛い馬酔木の花を見ると嬉しくなります。
冬にぜひ、市内循環バス「破石」バス停で下車して、志賀直哉の旧居脇を通ってささやきの小径経由で春日大社へ歩かれることをおすすめします(^_^)