道端工房 手作業綴り

日々の手作業と奈良の風景をつづっていきます。時々南紀の話題も(^^)

白鳳の仏様と侘び寂び

来週で終了してしまう白鳳美術展に行ってきました。

雨の上がった昼過ぎにのんびり出かけて、白鳳時代の仏様を堪能してきました。

www.narahaku.go.jp

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その後、久しぶりにJR奈良駅に立ち寄りました。

昔はこの観光案内所が駅舎でした。車で前を通ることはあっても、電車を使うのは近鉄ばかりなので、JRは本当に何年振りだろうか。

駅ビルが出来て、ずいぶん様変わりしていました。

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奈良の街を歩いていて感じたのが、観光客に中国系の人が増えたということ。

昔は欧米諸国が多かったのだけれど、それをはるかに上回る数の東洋人ばかり。

日本以外の東洋人が奈良の文化に触れて何を感じるのか聞いてみたいです。

 

以前タイに観光で訪れたことがありますが、寺院のきらびやかなことがすごく印象に残っています。

侘び寂びをよしとする日本の風潮を彼らがどう感じるのか。

薬師寺がずっと改修を続けていますが、中身の仏像などはそのままです。

もともとは金ぴかの仏像であったはずのものが、年月とともに侘び寂び状態になっていますが、タイやインドの仏像は信者が常に金箔を貼り続けているのだと聞きました。

 

ワタシは日本人ですから、侘び寂びでいいと思っています(^_^;)