道端工房 手作業綴り

日々の手作業と奈良の風景をつづっていきます。時々南紀の話題も(^^)

奈良県の最低賃金のはなし

23日に若草山の山焼きが行われましたが、なんか焼け方がイマイチの様な気がします。
山焼きの後はたいがい真っ黒になるのですが、今年はほとんど焼けていない様に見受けられます。
当日、雨が降っていたせいで焼けなかったのかもしれませんね。焼き直しはやるのでしょうか?

当日、山焼き風景と一緒に花火が楽しめますが、それを目当てにあちこちに見物人がいました。
若草山って、結構広範囲から見られるので、阪奈道路の歩道橋の上にも見物客がいました。
私はその時、用事で反対方向に走っていたので見られませんでした、残念。

山焼きがあると一年の始まりの気分です。
そのあと修二会の準備にかかり、2月後半から行事が淡々と進行していきます。
最大の山場は二月堂のお松明で、3月1日から14日まで毎晩お松明があげられます。
近くに住んでいるとなかなか見に行こうかという気が起きないのは毎度のことです。
いつでも見に行けるからいいや、混むし、というずぼらな理由(^_^;)

 

今日は、午後からお隣の京都府に行ってきました。
奈良県北部と京都府南部は生活圏が重複したりします。
木津川市の郵便局に立ち寄って、その時にふと目にしたのが最低賃金のポスター。
奈良県京都府では最低賃金に差があるんですね、京都府は807円、奈良県は740円、その差67円です。1か月フルタイムで働くと結構大きく変わってきます。
ちなみに、大阪府に入ると858円です。もう、ね、奈良県で働く気がしなくなるでしょ。
奈良県にから大阪へ働きに出る人が多いのはこういうことです。周りでは京都に勤務している人も結構いますし。

以前勤務していた会社は全国規模でお店を持っていたので、従業員の給与も地域差がありました。
東京、神奈川はダントツで高賃金でしたが、一番低かったのは沖縄でした。
その分、お店のメニューも地域によって若干値段が違います。こんなところで日本の大きさを感じたものです。

 

しみったれた話になってしまいましたが、話は変わって昨日リバティの大好きなイルマの買い置き在庫を使い切りました。
紺色をアクセントに効かせた御朱印帳1冊バージョンです。
あといくつか裁断してありますが、それを縫い切ったらこの生地もおしまい。
春らしい軽やかな仕上がりになったと思います(*^_^*)

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