道端工房 手作業綴り

日々の手作業と奈良の風景をつづっていきます。時々南紀の話題も(^^)

帯地って重い?

帯地で作成した御朱印帳入れをお求めいただいたお客様よりコメントをいただきました。
帯地と書かれていたので重いかな?と思っていたがとても軽かった、という内容でした。

あ、はい、「帯」は重いんです、特に袋帯は。
でも、「帯地」はさほど重くはないのです。


帯のつくりを知ると、それがわかってくるのですが、帯ひとつの仕立てに
1、表布
2、帯芯
3、裏布
この3枚が重なります。(呼び方が正しいかは、すみませんわかりません)

帯地そのものは加工された内容次第で重さがまるで変わってきます。
私が好んで使用しているのは、主に一般的な織物の袋帯のです。
重さは多分デニム程度だと思います。
着物と違って、幾重にも重なった織物なので、ややかっちり感があり、御朱印帳入れにするには少し工夫が必要でした。
クラッチバッグなどがしっくりくる厚みだと感じています。

新しい反物の仕入れも落ち着いたので、ぼちぼち新作をアップしていきます。
本業の合間に作っているのでなかなか進みませんが・・・。