春節と中国人留学生
ふとテレビから流れてきた単語に目をやった。
「春節」
横浜中華街の獅子舞の映像が流れ、たくさんの赤い提灯で彩られた光景。
何年か前に春節の時期に横浜中華街に遊びに行ったなぁ・・・。
以前の職場では中国人留学生を積極的に採用していたので、春節の時期はかなりヤバい状況だった。
※資格外活動許可証が必要、1週間28時間以内 の制約あり
それは、「春節には中国に帰る」一部を除き、本当に一斉に帰国してしまい、かなり人手不足に陥る。
生菓子の工場だったがために、バレンタインデーなどは本当に忙しい。
春節の辺りの1月後半から2月前半はちょうどバレンタイン商品の仕込み時期に当たっているので、すごく困った。
彼女らの新年は旧暦のため、日本の新年は特に関係なく年末年始の戦力としては非常に強力なのだが、春節という思いがけない落とし穴があった。
春節と聞いて、そんなことを思い出しました。ちなみに彼らは華僑の横のつながりが強く、募集をかけなくても華僑の留学生つながりで、退職してもいつの間にか欠員は埋まりました。ほとんどの子が日本語が達者で日常会話的な電話応対は出来るという優秀な人達でした。
そういえば、就業時に印鑑を求めるのですが、カッコよかったのが台湾の人の印鑑でした。ずっしりと重みのある印影で、見せてもらった時には惚れ惚れしました。