道端工房 手作業綴り

日々の手作業と奈良の風景をつづっていきます。時々南紀の話題も(^^)

再度、東大寺二月堂へ

昨晩はお松明の途中で断念して帰宅したので、リベンジしてきました。
今夜は雨も降りそうにないお天気で、最後まで鑑賞できました。

昨晩と同じタイムスケジュールで二月堂を訪れましたが、人がずいぶん多い。
今回は観客で広場が埋め尽くされました。

7時に1本目のお松明に火が灯されますが、同時に境内の明かりが一部の街灯を除いて消されます。
お松明の燃えるにおいが境内に充満し、明らかに異空間となります。
ふと視線を二月堂の屋根からさらに上に移すと、星が綺麗に見えました。
この雰囲気に魅了され、今日も来てしまったことです。

1本1本一定の間隔を経てお松明がお堂の上に上がってきて、一度にお堂に上がっているのは2本までです。
火の粉を欄干から振り落としながらお松明は走りゆき、欄干の角で落としきっておしまいです。
それが10本分、淡々と繰り返されます。

明日、12日は一回り大きい籠松明が11本上がるそうです。
12日は奈良公園周辺は交通規制が敷かれ、また、二月堂でも入場制限があるため近寄る気にはなれません(^_^;) しかも土曜だから絶対にいつもの12日よりも混雑するはず。

道すがら、東大寺鏡池ほとりで馬酔木が咲いていたのを見つけました。
そろそろ、高畑から春日若宮に向かうささやきの小路付近は馬酔木の花のトンネルになっている頃かと思います。
久しぶりに歩きに行きたくなりました。